資料作成AIツールを試してみた(Microsoft 365 Copilot)

背景や目的


私たちは、会社業務におけるAI活用の一環として、資料作成AIツールの検証を進めています。

これまでに5つのツールを用いて、マニュアル作成がどの程度可能かを試してきました。
(記事はこちら:
  1.資料作成AIツールを試してみた(Google SlidesとAdobe Express)
  2.資料作成AIツールを試してみた(Genspark、Claude、イルシル)

一番身近なツールも確認しておこうと思い、「Microsoft 365 Copilot」で試用してみました。

コレです→

※Windowsに標準搭載されている通常のCopilotとは別のサービスであり、Microsoft 365 CopilotはWordやPowerPointなどと連携する業務向けの機能です。

試してみる事


今回も、開発中アプリのマニュアル作成をAIに行わせてみます。

AIモデルへの指示内容(プロンプト文)は以下の通りです。

プロンプト文
INFOMANアプリが完成した。画面ショットを3画像添付するので、操作マニュアルを作成して下さい。
以下は画面毎の簡単な説明です。
画面1:起動時の先頭画面です。デスクネッツのINFOMANリンクボタンをクリックすると起動します。ここで「こちらからどうぞ」を押すと次のアカウント選択画面が開きます。
画面2:アカウント選択画面です。普段お使いのアカウントを押すと、チャット画面が開きます。
画面3:チャット画面です。質問文を入力して、送信を押すと回答が表示されます。

AIモデルへ与える画像は以下の3つです。プロンプトで言及された画面ショットです。

マニュアルとして成立する内容が生成できるかを確認してみたいと思います。

早速マニュアル作成


Microsoft 365 Copilotでマニュアル作成を試してみましょう。使用AIモデルはGPTの最新系モデル(GPT-5.2〜5.4)です(後でまた触れます)。
・Microsoft 365 Copilot(以降Copilot)を開きます。利用には有料ライセンスが必要です。

以下の画面が表示されました。

具体的なAIモデルはGPTの中から選択可能ですが、今回は変更せず「自動」のまま進めます。

・入力欄にプロンプトを入力します。用意していたプロンプト文をコピペします。

次はあらかじめ用意していた画像をアップします。
・「+」を押し、「画像とファイルのアップロード」を選択してアップロードします。

GPTと同じ操作感ですね!
・アップ完了後、送信ボタンを押して実行します。

数秒後、PPTのテキスト内容が生成されました。処理は段階的に進んでいるように感じました。

まず以下のようにテキストでマニュアル案が表示されてきました。

了解しました。添付いただいた 3 画面のスクリーンショット と、画面ごとの説明内容をもとに、
利用者向けの簡易操作マニュアル(そのまま配布・PowerPoint/PDF化できる文面) を作成します。
※以下は 一般利用者向け を想定しています。

INFOMAN 操作マニュアル
(利用者向け)
1. はじめに
INFOMAN は、社内情報に関する質問をチャット形式で行えるアプリです。
デスクネッツ上のリンクから起動し、普段お使いのアカウントでログインすることで、すぐに利用できます。

2. 起動方法(画面1)
画面概要
INFOMAN アプリ起動時の先頭画面です。
デスクネッツの 「INFOMAN」リンクボタン をクリックすると表示されます。
操作手順
デスクネッツ上の INFOMAN リンク をクリックします。
INFOMAN の先頭画面が表示されます。
画面中央に表示されている
「こちらからどうぞ」 ボタンをクリックします。
アカウント選択画面へ遷移します。

3. アカウント選択(画面2)
画面概要
ログインに使用するアカウントを選択する画面です。
Google アカウント選択画面が表示されます。
操作手順
一覧に表示されている 普段お使いのアカウント をクリックします。
(例:会社で使用している Google アカウント)
アカウントが一覧にない場合は、
「別のアカウントを使用」 をクリックしてログインしてください。
ログインが完了すると、INFOMAN のチャット画面が表示されます。

4. チャットで質問する(画面3)
画面概要
INFOMAN と会話を行うチャット画面です。
画面下部に質問入力欄、右上にログアウトボタンがあります。
操作手順
画面下部の 「質問を入力してください」 と表示されている入力欄に、質問文を入力します。
入力後、右側の 「送信」 ボタンをクリックします。
入力した質問に対する回答が、画面上に表示されます。
続けて質問したい場合は、同様に質問文を入力して送信してください。

5. ログアウト方法
画面右上に表示されている 「ログアウト」 ボタンをクリックします。
ログアウトが完了し、ブラウザを閉じることができます。

6. 利用時の注意事項
質問内容は、できるだけ 具体的に入力 すると、より適切な回答が得られます。
回答が表示されない場合は、再度質問を送信してください。
利用後は、必ずログアウトすることを推奨します。

7. 画面構成まとめ
画面番号
画面名
主な操作
画面1
起動時先頭画面
「こちらからどうぞ」をクリック
画面2
アカウント選択画面
使用するアカウントを選択
画面3
チャット画面
質問入力・送信、ログアウト

次にできること
この内容を PowerPoint 1枚=1画面 形式に整えた版
社内配布用(より簡潔な1枚マニュアル)
管理者向け操作説明 の追記
などもすぐ作れます。
どの形式で使う予定か(PowerPoint/PDF/Word など)を教えていただければ、最適な形に整えます。

ただ、その場でファイルが出力されるわけではなく、次の操作を求められる流れとなりました。
・以下の3つの選択肢が提示されたため、1つ目を選択しました。

それがそのまま次のプロンプトとして反映され、処理が再開されました。

約1分後に結果が出ましたが、その場に表示されるのではなく、OneDriveに保存されたとの表示が出て少し驚きました。Windows連携だからかもしれません。

この画面からOneDriveへのアクセス方法が分からなかったため、ChromeからOneDriveにアクセスして確認しました。

PPTファイルがありました!

早速、生成されたPPTを開いてみました。

13ページは多いですね。半分位は不要っぽいです。

利用者にリリースできるレベルかどうか、画面毎に詳細に点検します。

Page
No.
内容評価
1・INFOMAN 操作マニュアル
・利用者向けガイド
〇(自発的に作成しGood!)
2INFOMAN 操作マニュアル
タイトルと利用者向け概要
△(冗長でページ不要)
3INFOMAN 利用者向け概要
社内情報に関する質問を、チャット形式で行えるアプリ「INFOMAN」の一般利用者向け手順です。
デスクネッツのリンクから起動し、普段お使いのアカウントでログインするとすぐ利用できます。
画面は「先頭画面/アカウント選択/チャット画面」の3つで構成され、順に操作方法と注意事項を説明します。
活用により情報アクセスと質問対応が迅速化します。利用後は必ずログアウトを推奨します。
〇(自発的に作成しGood!)
4INFOMANとはINFOMANの概要と特徴△(冗長でページ不要)
5INFOMANの概要と特徴
概要(何ができるか)
社内情報に関する質問を、チャット形式で行えるアプリケーションです。
利用開始(導入の手軽さ)
デスクネッツのリンクから起動し、Googleアカウントでログインするだけですぐに利用できます。
主な特徴と効果
直感的な画面構成と迅速な回答で、検索・問い合わせの手間を削減し、情報共有と業務効率化を促進します。
△(冗長)
6起動方法と先頭画面△(冗長でページ不要)
7起動方法と先頭画面の操作
起動手順
デスクネッツ上のINFOMANリンクボタンをクリックして起動します。起動後は先頭画面が表示されます。
先頭画面の操作
画面中央の「こちらからどうぞ」ボタンをクリックすると、次のアカウント選択画面へ進みます。
画面が表示されない場合
ブラウザの再読み込み、またはリンクの再クリックをお試しください。
△(自発生成は良好だが、位置ズレあり)
8画面2:アカウント選択画面△(冗長でページ不要)
9アカウント選択とログイン手順
1) アカウントを選択
表示されたGoogleアカウントから、普段お使いの社内認証済みアカウントをクリックします。
2) 一覧にない場合
「別のアカウントを使用」を選択し、必要情報を入力してログインします。
3) ログイン後
完了すると自動的にチャット画面へ遷移し、INFOMANの全機能を利用できます。
△(自発生成は良好だが、位置ズレあり)
10画面3:チャット画面△(冗長でページ不要)
11質問入力と回答表示の操作
基本操作
画面下部の入力欄に質問を記入し、右側の「送信」ボタンで送信します。送信後、回答が画面上部に表示されます。
続けて質問する
同様に入力と送信を繰り返すことで、会話を継続できます。質問はできるだけ具体的にすると、より適切な回答が得られます。
ログアウトと注意点
右上の「ログアウト」ボタンから終了します。回答が表示されない場合は、再送信または画面の再読み込みを行ってください。
△(自発生成は良好だが、画像に位置ズレあり)
12利用時の注意事項△(冗長でページ不要)
13質問時のポイントとログアウト推奨
1) 質問はできるだけ具体的に
背景・目的・制約を添えると、回答の精度が上がります。
2) 利用後は必ずログアウト
アカウントの安全性を保ち、情報漏洩リスクを低減します。
3) 表示されない/不明点がある場合
画面を再読み込みするか、質問を再送してください。
△(自発的に作成されているが、やや冗長か)

各ページを確認した結果、8件が冗長な情報のため△評価で、それ以外は〇評価でした。不要なページを削除すれば、よりすっきりとしたマニュアルになると感じました。

また、画像やテキストの配置に不整合が見られ、一部ではテキストの重なりや、提供画像の引き伸ばし・サイズ変更も確認されました。

PPTは編集可能で、初期案がある分作成は早い。ただ、工数削減効果はどうかなぁ。

結果サマリー


「AIでマニュアル作成が可能か(初見の人が見て操作できるか)」という観点で整理してみました。個人の感想の域を出ず恐縮ですが、ご参考になれば幸いです。

マニュアルとしての質    知らない人が見てもアプリの利用は可能そうですが、テキストが重なっている箇所は編集が必要です。
良い点内容生成前に段落ごとに整理されており、確認しやすい。
課題テキストと画像の位置ズレ
評価点(参考)△+(89)
評価欄の()内数値は、内容評価をもとに、△=−1点、✕=−5点、テキストと画像の位置ズレ=−3点として、100点から減算。

全体として、初見でも利用可能なレベルには概ね達していますが、テキストと画像の位置ズレが気になります。最終版に仕上げる為には、いずれにせよ手作業の修正が必要です。

まとめ


Copilotでマニュアル作成を試し、一部修正を前提としたマニュアルが得られました。

MicrosoftなのでPPT生成は良い内容は期待していましたが、以外にも位置ズレがありました。生成内容は概ね良好で、初期PPTの作成は有用ですが、その後に自分でメンテする工数を考えると不安が残りますね。

今後は実務に近い形で、より多くの画像やデモ動画でも試してみたいと思います。
業務での活用事例があれば、ぜひご共有ください。

AI ಅನ್ನು ಹೆಚ್ಚು ಪರಿಣಾಮಕಾರಿಯಾಗಿ ಬಳಸುವ ಮಾರ್ಗಗಳನ್ನು ಕಂಡುಕೊಳ್ಳೋಣ.
(AIをより効率的に活用する方法を見つけましょう。)

ご連絡フォーム


フィードバックを是非お願いします。
本記事の方法での問題点や、よりよい方法のアイデアを頂けると大変助かります。

この記事に関して

その他のご連絡

DevAIsをもっと見る

今すぐ購読し、続きを読んで、すべてのアーカイブにアクセスしましょう。

続きを読む